あなたもまた狙われていますよ(No.27)
 
木村 秀美

今回はいつもとは趣向を変えて、現在世界的な大問題となっているSARS(重症急性呼吸器症候群)についてい取り上げてみたいと思います。去る4月21日付けNew Straits Timesの関連記事が目に止まりました。タイトルはHow you can help contain SARSSARSの流行を阻止するためにあなたは何ができますか?)というものです。注意事項の横には挿絵も入っていて非常に分かり易く書かれていました。私なりの和文訳を付けて、皆様に(特にご家庭の奥様方に)ご披露させていただきます。尚、4月26日付朝日新聞の社会面に出ていた「流行地域の注意」を併記しました。

旅行は延期して下さい。WHOは不急
不要の旅行は延期するよう勧告します。
特にSARSの汚染地区へは絶対必要
以外は差し控える。

外出しないこと。熱があったり体調が
悪いときは、出勤しない。医者に診て
もらい、良くなるまで自宅待機のこと。
(注:日本では電車、娯楽施設など
不特定多数の人が集まる場所は出来る
限り避けること
としています。)

感染を抑える。クリニックへ行くときは
マスクをして、他の人に伝染するリスク
を少なくする。もし咳をしているときは
口と鼻をテイッシュかハンカチでカバー
すること。床や屋外でたんを吐かない。
(注:日本では飛沫を防ぐよう、マスク
をする。ウイルスを完全に遮断するには、
医療用マスクが必要
としています。)

顔に触らない。感染を防ぐ最も効果的な
方法の一つは自分の顔に手で触らない
ことです。感染した人からの咳や鼻水の
飛沫はあなたの目、鼻、口に届くから
です。(注:日本では不特定多数の人が
触れるものを触った手で、口、鼻、目
などは触らない
としています。)

よく洗うこと。清潔にして手をたびたび
よく洗う。(注:日本では十分な流水に
よる手洗い、うがいを徹底する
こととし
ています。)

SARSに罹ったと思えば、救急車を呼ぶ
こと。
汚染地域を旅行したりSARS
診断された人と接触した場合には直ちに
医者に診てもらう。

両親へ。子供の体温を毎日計ること。
子供に熱がある場合には学校に行かせ
ない。医者に診せて、子供が良くなる
まで自宅待機をさせる。

会社では。SARS感染地域に行った
スタッフを注意深く観察すること。
もし、症状が出たら出勤しないように
指導する。医者にすぐ診てもらう。

バランスのよい食事と正しい生活。
適切なダイエット、充分な休養と運動
で抵抗力をつける。


         SARSの症状
   38度以上の急な高熱、咳などの
   呼吸器症状、頭痛、筋肉のこわばり、
   全身倦怠感、下痢


              日本へ帰国後に発熱したら
流行地から帰国⇒10日以内に発熱・せき⇒地域の病院⇒感染症の指定病院⇒回復したら
          ‖          ‖      ‖     退院 ‖
        電話して病院へ    肺炎を確認  肺炎は個室   確定なら
                                  公費

以上SARSに罹らないための地元の新聞と日本の新聞記事をまとめてお知らせしました。

まだまだ流行の勢いは収まりそうにありません。先日Hospital Pakar Siow(慈恩医院)のSiow先生にお伺いしましたら、SARSは恐れることはありません。早期に処置すれば、大部分は治るとのことでした。


以上