今回はジョホールで操業する某メーカーのKさんから最近お聞きした話です。同社の日本人駐在員が市内を自分で運転していて、パスポートと現金それに乗っていた車までも取られてしまったと言う事件です。この駐在員は夜中に車を運転していて気分が悪くなり、ちょっと休むために車を道路側に寄せてウトウトとしていました。その場所は日中シンガポールへ出入りするトラックや通学バスで大混雑しますが、夜中には車も人も絶えてしまう税関コンプレックスに近い道路上でした。
車のドアーを叩く音に目を覚まして、何ごとかとあわててドアーを開けて外に出た途端、問答無用で数人の男に取り囲まれて、横に停めてあったトラックの運転席に押し込まれてししまいました。気がつくと自分の車は大型のトラック数台で囲まれて、外から完全に見えなくなっていました。トラックはこの日本人を乗せたまま走り出し、その間に所持していた現金、クレジットカード、パスポート等を全部盗まれた後、大分走ったところでトラックから放り出されました。同僚に電話してピックアップしてもらった後、車を停めた場所に戻りましたが、当然のことながら車はそこにありませんでした。
後日、本人は生命が危険に晒されなかったことを感謝しながらも、車のドアーをノックされたとき、警戒もせずにどうして自分から車を出たのかを後悔していたとのこと。
≪ 教 訓 ≫
運転中の車のドアーは常にロックして置くこと。たとえ警官に車を停められて
た時でも、窓を開けて質問に対応すること。
余 談
数日後この日本人が偶然盗まれた自分の車が前を走っているのを見つけた。携帯電話で警察に「私の盗まれた車が今前を走っいる」と電話を入れたら、電話の窓口の警察官曰く「捕まえたら、すぐ電話をくれ」との返事であったとのこと??? 本当の話です。
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