あなたもまた狙われていますよ(No.35)
木村 秀美

今回は会員の O さんから寄せられたジョホール・バルで発生した事件の被害についての レポートです。事件は大分前に発生していましたが、本人にとってこれはチョッと不名誉なことなので、これまで誰にも言わずに伏せていたとのことです。

ある土曜日の夜 O さんはジョホール・バル市内のカラオケバーでお酒を飲み、いい気持ちになって Permas Jaya にあるコンドミニアムに向かっていました。途中で少し眠気を催したのでこのまま運転を続けるのは危険だと判断して、車を道路わきに止めて休んでいました。ウトウトしていた時、突然窓ガラスを叩く音に目が覚めて、何ごとかとあわててドアーを開けて外へ出ようとした時、補助席側にいたもう一人の人間がドアーを開けて、座席の上にあった品物を取ってバイクで逃げ去りました。大声を出して助けを求めましたが、深夜のこととて、通る車も人もなく無駄でした。 O さんが車から外に出ると、運転席側の窓ガラスを叩いた人間もなにか分からんことを言ってバイクで走り去ってしまいました。まったく一瞬の出来事でした。

我にかえった O さんは急いで何を盗られたのかをチェックしたら、携帯電話と財布が無くなっていました。いつもこの二つはポケットに入れているのですが、お酒が入っていたせいか無意識のうちに助手席に置いていたようです。翌日は早朝からゴルフがあったので、夕方になって警察に届けました。同時に財布の中にはクレジットカードも入っていたのでクレジット会社にも電話をいれました。でも既に時遅く盗まれたカードで約 RM1,500 が使われていました。この国ではカードで買い物する時の署名とカードの署名をチェックする店は少ないように思われます。

O さんは用心深い人で、車を運転している時は常にドアーをロックしています。この時はウトウトしていた時に突然窓ガラスをノックされたので、無意識の内にドアーを開けてしまったものです。考えるに、この二人組みの賊は外から補助席に携帯電話と財布があるのを見つけて、一人は O さんに中からドアーのロックを外さす役目、残りの賊は補助席側のドアーを開けて物品を盗んで逃げる役目というように事前にそれぞれの役割分担を決めていたのだと思われます。ある意味では寝起きで意識のまだ朦朧としている時を狙った知能犯と言える事件でした。

処で、皆さんもほとんどの人がクレジットカードは財布の中に入れているかと思います。皆さん、財布を盗まれたら何はさておき先ずクレジットカード会社に電話して、カードの盗難をレポートすることです。そのためにはカード会社の電話番号をメモにして常時携帯するようにする必要があります。

又、車の運転中はドアーを必ずロックして、何らかの理由で例え外の第三者に窓ガラスを叩かれてもドアーを開けないで、窓ガラスを下ろして対応することもお忘れなく。

教訓 1.クレジットカードを盗まれたら ( 紛失したら ) 直ちにカード会社に

     電話を入れること。カード会社は 24 時間受け付けています。

    2.車に乗ったら直ぐにドアーをロックすること。


以上