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あなたもまた狙われていますよ(No. 40) 木村秀美
サラリーマンにとって例年3月と4月、それに9月と10月は転勤シーズンです。今年も3-5年間のジョホールでの勤務を無事 に終えて日本へ帰国された会員が多数いました。 その中に帰国直前に痛い(大変)経験をして、もうマレーシアはこりごりだと言って帰国した人がいます。帰国前にはそれまで持ち続けていた緊張が切れることが あるのかも知れませんが、海外では最後の最後まで息をぬいてはいけません。 その人の名前を仮にTさんと呼びます。帰国を前にして会社の同僚がTさんのために市内最大の某カラオケクラ ブで送別会をしてくれました。Tさんはお酒が好きで時々このカラオケに通っていました。お酒を飲むピッチも次第に上がってきて、乾杯が続きました。その時Tさんは腕に時価50万円と言う高級時計 ロレックスをしていましたが、お酒が時計にかかってはまずいと思い、横に座っているホステスにロレックスを腕から外して帰るまで持っていてくれと預けまし た。彼女がその時計をカバンに入れるまでは確認しています。 その後一行は歌に、お酒にますます盛り上がりました。Tさ んはそのカラオケクラブを出る時には預けた時計のことは完全に忘れていました。翌日目が覚めて愛用の時計がないことに気がつき、大急ぎで昨夜のホステスに 電話を入れました。彼女は「確かに時計を預かっている」とのことでしたので、その日の夜にでも取りに行くと言って電話を切りました。 ここからがこの話のポイントです。暫くして彼女から電話が入り「Tさん、Tさん、大変です。念のため先ほどチェッ クしたらTさんから預かった時計が私のバッグの中 にありません。私のサイフも無くなっています。誰かが盗んだものと思います。どうしましょう?」とのこと。 Tさんもどうしましょう?と相談されても どうにもなりません。警察には届けを出しましたが、時計が戻ってくる筈もありません。Tさんが勤める会社では本人の希望により 盗難保険をかけていますが、不幸にもTさんはこの保険に入っていませんでした。従って、Total Loss(保険用語)でした。
この事例から言えることは:
話はチョット変わりますが、帰国が決まって自分で車を運転する人がそれまでに一度も事故を起こさなかった人が交通事故を起こ
したと言う事例もあります。これもまた気の緩みから来るものではないかと思います。ご注意下さい。 以上
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