あなたもまた狙われていますよ(No. 46)

木村秀美


最近通信の手段としてパソコンで電子メール(Eメール)の送受信を行う人が随分増えています。常日頃電子メールを受け取った時にとても不快に思うことがあ ります。それも余り親しくない人からのEメールに多いことですが、このメールを使う場合に守って欲しいルールがあります。

<>ご存知の ようにEメールを作成する時、TO(あて先)、CC(カーボン・コピー)及びBCC(ブラインド・カーボン・コ ピー)の3箇所があります。TOはメールのあて先、CCは写しで発信人がTOの受取人にメールを送ったことを同時に知らせるためのものです。BCCはTO の人にもCCの人にも知られたくない時に使うものです。TOあて先とCCカーボン・コピーの欄は受取人の名前とメール・アドレスが受信したメールに出ま す。従って、CC欄の受取人とTO欄の受取人は原則としてお互いに知己の間柄です。一方、BCC欄の場合には一度に何件のあて先を記入してもメールは受取 人だけにしか届きません。
それはあたかも自分だけに宛てられたメールの体裁をしています。従って、全然知らない他人に自分のメール・アドレスを知られることもありません。

処が、これを理解していない人が世間には数多くいます。一番多いケースは会議の案内、帰国のあいさつや転居のあいさつです。 CCにズラッと名前(当然メール・アドレス時にはご丁寧に会社名が入ったものもあり)があり、それが1ページ全部に羅列されていることがあります。この メールでその人の交友関係が分りますが、受け取った人は大変です。そのアドレスが悪用される可能性があります。最近私のところにも全然知らない人や会社か ら突然依頼や商品の広告メールが舞い込みます。ひょっとしたら、上記のようなメールから私のアドレスが漏れたのではと思っています。いわゆる世間で言う 《個人情報の漏洩》です。或いはメール・アドレスを売買するやから(輩)が世間にはいないとも限りません。

皆さん、 不特定多数の人に案内等のメールを同時に同文で発信する場合には相手の立場もお考えになって、次のようにされることをお勧めします。即ち:
TO  ここに自分のメール・アドレスを入れる(即ち、自分宛てにする。)
BCC ここに連絡する相手のメール・アドレスを入れる。

以上