あなたもまた狙われていますよ(No. 57)

Scratch-and-Win詐欺

木村秀美

最近またまた久しぶりに私の自宅にもダイレクトメールが2回舞い込みました。住所を どこで手に入れたのか分かり ませんが、発信人はアメリカの有名な月刊誌の会社ですが、私には全く身の覚えのないものでした。
第一回目の封書は「あなたはこのたびxxx、000リンギットが当たる権利を取得した。次回にこの賞金を手に入れるための方法を連絡するから、この通知は 大事に保管すること」と言うもので、1週間後に第2回目の封書が届きました。今度は「あなたは幸運にも既にyyy、000リンギットを手に入れることが決 定しました。但し、前回の通知書と今回の通知書を一緒にして、同封の別紙にあなたの名前と取引銀行名、口座番号を直ぐに連絡するように」との指示となって いました。
この種の手紙はこれまで何回も受け取っていたので、勿論私はこの通知は破り捨てましたが、世の中には労働をしないで簡単に大金を手に出来ると思っている人 が多くいるようです。
昨日、2月26日地元英字新聞NSTを読んでいたら、これと同じ種類の詐欺の手口が紹介されていましたので、皆さんにもご披露します。
マレーシアでは現在Scratch-and-Winと言う詐欺事件の被害者が増えて来て、当局は注意を喚起しています。昨年だけで消費者苦情裁判所で 1,571件が未処理のままとなっているとのことです。全国消費者苦情センターに寄せられたこの種類の被害についての苦情は、3番目に多いものです。 Scratch-and-Winとはカードをスクラッチして「当たり・はずれ」を決めるものです。家庭訪問や路上で通りがかりの人に、相手には知らないふ りをして当たりカード(本当ははずれはない)を渡して、相手に「これは、あなたが大変高額な商品(例えば今街中で人気のある電動マッサージ椅子)を特別に 安く、50%引きで買えるという当たり券です。でも、そのためには店で商品をあと1点だけ買ってもらうと言う条件が付きますが・・・。」ちょっと欲が張っ た客が連れて行かれた店には電気空気清浄機、電気水ろ過器、電気マッサージ機械があります。彼らはこれらの商品を売る為にScratch-and-Win と言うカードを利用すると言うものです。言われた通り、他の商品を1点買って、又、高額商品の代価50%を払っても商品は届きません。業を煮やして、他の 商品を買った店に電話を入れても繋がらず。心配になって連れて行かれた店に出掛けて行っても、既に転居しているのです。彼らは一定の場所で仕事をせず、次 から次へと場所を変えて商売をしています。彼らのターゲットは日中自宅いる主婦と少しでも現金が欲しい学生が殆どとのことです。

教訓:甘い話には必ず裏があると思え!

以上