あなたもまた狙われていますよ(No. 58)

ホテルでチェックイン又はチェックアウトする時

木村秀美

最近ジョホール市内で発生した被害についての情報を皆さんにお知らせします。尚、当該ホテル名は通報者の希望によ り伏せさせていただきます。
被害者は日本から業務出張でジョホールに来ていた日本人男性です。4月末のある日、  彼は宿泊のホテルをチェックアウトする為、パスポートを含む仕事関 係の書類が入った 手提げカバンを自分の左側の床に置いてカウンターに並んでいました。
その時、彼の右側から話しかけて来た人がいました。会話は普通の世間話でした。〈この時右側は無警戒となっている。〉その時携帯がなったので、彼はカウン ターを少し離れた場所へ移って電話の応対をしました。電話の後、カウンターに戻って、清算を終え朝食を取る為ホテルのコーヒハウスへ入りました。そこで彼 は今彼が持っているカバンは自分のものでないことに気がつきました。彼はあわててチェックアウトカウンターに戻りましたが、そこには彼のカバンはありませ んでした。ホテルの従業員に聞きましたが、何も知らないとのこと。忘れ物の届出もないとの返事。どうも彼がカバンを床に置いて電話で少しの間カウンターを 離れた時に自分のものとよく似た他のカバンとすり替えられたのです。
彼はそこでやむなくジョホール・バル出張駐在官事務所で「帰国のための渡航書」の発行を受けて、日本の「ゴルデンウイーク」が始まる前に帰国しました。
5月の第1週初めに日本人会事務局に市内で日本食レストランを経営している或る日本人から電話をいただきました。「自分ところの従業員が日本人のパスポー トと書類を拾得 したと店に持って来たので、日本人会から当該パスポート所持者に連絡して取りに来る ように伝えて欲しい」とのことでした。パスポート他 は彼が泊まっていたホテルから数  キロメートル離れた民家のゴミ箱に捨てられていたのを発見されたものです。早速会員 名簿で調べましたが、被害者は当 会の会員ではなく、出張駐在官事務所でチェックしたら、日本からの出張者で本人は既に帰国済みとの返事を貰った。私は駐在官事務所に本人が 勤める現地会 社に連絡して出てきたパスポート他を取りに行くように依頼した。
私自身もずっと前に南米のある国で一流ホテルでチェックインの時カウンターに置いた 当時としては大変高かった一眼レフカメラをチェックインの混雑のドサ クサで持って  行かれた経験があります。それ以降どこのホテルででもチェックインやチェックアウトの時、自分が持参しているカバンは必ず両足で挟むか、 片足で踏んづけて手続きをすることにしている。ちょっと格好は悪いのですが・・・。

以上